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賞味期限ルールの変更が議論されています

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雑誌を読んでいると、「食品の賞味期限に関わる商慣習の是正に向け、国が動き始めた。」という記事が掲載されていました。商習慣検討ワーキングチームを立ち上げ、検討を開始したのです。

現在加工食品には、賞味期限の「1/3ルール」という商慣習があります。

これは商品の製造日から賞味期限までの期間を①「メーカー・卸が小売店頭に納品する期間」②「小売店が消費者に販売する期間」③「消費者が家庭で消費する期間」に1/3ずつ分けて管理基準とするものです。このルールに基づき現在、多くの企業で賞味期限前の食品が返品・破棄されています。

例えば、賞味期限1年の食品では、卸の倉庫で賞味期限8カ月を切ったものはメーカーに、小売店頭では賞味期限が4か月を切ったものは卸に返品され、破棄されています。1/3ルールは、小売店が店頭に常に鮮度がよい商品を陳列するには役立ちますが、メーカーや卸に負担を強いる慣習です。

確かに我々も消費者として、できるだけ賞味期限までの期間が長い商品を陳列棚の奥から選んだりしています。(陳列棚一番前の賞味期限までの期間が短い商品は避けます。)頭では、古い商品から消費していくことが社会的利益だと理解していても、新しいものを選んでしまいます。

以前ある加工品会社の経営者から、おみやげに賞味期限が切れた加工商品をいただいたことがあります。その方は、「賞味期限は切れていますが、食べても全然大丈夫なんですよ。本当は売っても大丈夫なレベルの商品なんですが、色々規制が厳しくて。」とおっしゃっていました。お言葉通り、問題なく食することができました。

食品の鮮度に関する過剰な意識(特に加工品。逆に生鮮品は鮮度が命なので。)は、メーカー、卸に無駄なコストを負わせるとともに、高い物価水準という形で消費者も負担しているのです。記事を読んで日頃の行動について考えさせられました。また、この加工品の賞味期限の商慣習が変化すると廃棄ロスも減少すると思います。

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