今日、棚の整理をしていると、起業する前に作った事業プランが出てきました。3年前のものです。起業したら、この人とこの人と連携したいという「活用したい人的ネットワークプラン」が記載されていました。
読み返してみると、驚愕しました。今現在、連携して一緒に仕事をしている人がほとんど載っていないのです。ということは、起業して走り出して初めて人的ネットワークが追加され、固まりだしたということです。現在お世話になっている人には、その時（計画を立てた3年前）は思いもよらなかった人が多くいます。
普段は相談者に「計画が大切ですね。」とお話しているだけに複雑な気分になりました。
確かにマイルストーンとして計画を立てることは大切です。これがないと、あっちへふら、こっちにふら、向かっていく方向性を見失います。しかしながらもっと大切なことは、実情に合わせて臨機応変に計画を修正していく柔軟性ですね。そんなことを再認識したのでした。
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
