世間一般で、成功事例ともてはやされている事業が実は苦境に陥っているケースがあります。
ある商店街が地域活性化の成功事例として全国的に注目され、視察者が殺到しています。その商店街、実は集客に苦労しているという情報もあります。当事者たちは、成功事例として祭り上げられており、現実とのギャップに苦しんでいるのかもしれません。街づくり関連の行政支援の一貫で、過去から現在まで補助金が何十億と出ています。街づくり関連の補助採択先を見ると、いつもその商店街が記載されています。支援側も支援される側も引っ込みがつかなくなっているのではないかと思います。
苦しくても、しんどいと言えない大変だと思います。いつも思いますが、補助金を活用してビジネスを行う場合、自社の方向性を見失わないことです。適切な方法で行わないと思わぬリスクを背負います。
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
