前回6次産業化プランナーの仕事は主に、「6次産業化事業者が、総合化事業計画を策定し認定されることを支援すること」とお話してきました。では総合化事業計画とはどのようなものなのでしょうか。
総合化事業計画とは、農林水産業者が、農林水産物および副産物(バイオマス等)の生産及びその加工又は販売を一体的に行う事業活動に関する計画です。認定を受けるには次の要件を満たすことが必要です。
①事業主体
農林漁業者(個人・法人)
②事業内容 次のいずれかを行うこと
自らの生産による農林水産物を原材料として行う新商品の開発、生産又は需要の開拓
自らの生産による農林水産物を原材料として行う新たな販売方式の導入又は販売の方法の改善
上記2点のの掲げる措置を行うために必要な生産等の方式の改善
③経営の改善
農林水産物および新商品の売上高が5年間で5%以上増加すること
所得が事業開始から終了までに向上し、終了年度は黒字となること
④計画期間
5年以内
総合化事業計画は結構なボリュームがあり、業務に忙しい事業者単独で作成することが難しいケースが多いです。そのためにサポートセンターや我々プランナーが計画作成の支援を行っています。計画が認定になれば、メリットもあります。もし総合化事業計画作成に興味があれば、最寄りの6次産業化サポートセンターにお問い合わせください。次回は総合化事業計画のメリットについてお話します。
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