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愛南町レストランで感じたこと~おいしさは見せ方の巧拙で変わる~

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先日、愛媛県南宇和郡愛南町を仕事で訪問する機会がありました。

愛媛県愛南町は愛媛県の最南端のエリアで、高知との県境に位置しています。途中まで高速は整備されていますが、松山から車で2時間半と距離があります。高速から降りると、約1時間国道を走ります。国道は海岸線に面し、リアス式海岸である海岸線のルートは素晴らしい眺めです。都会の喧騒(松山は都会ではありませんが)など忘れてしまいます。

少し早めに着き、地元のレストランで食事をしようと思い、レストランに入りました。A店としましょう。なぜA店かというと、「愛南町 グルメ」で検索した際、「食べログ」のページがトップに表示され、A店がランキング1位だったからです。

店に入りメニューを見ると「かつおのたたき定食」が目に入り注文しました。来る前から「かつおのたたき」を食べようと思っていたからです。実はここ愛南町は、四国1位のかつおの水揚げ量をほこる「深浦漁港」があります。深浦漁港は漁場から3時間と近いため、愛南町ではとれたての鮮度の高いかつおが提供されています。

県外(もしかして愛媛県内でも)の方々は、かつおと言えば高知というイメージがあると思いますが、実は高知のかつおも、ここ深浦漁港で水揚げされたものが多いのです。愛南町は完全にブランド戦略で高知に負けていますね。

さて先程のかつおのたたき定食は1,400円、藁焼き(わらやき)と書かれていましたので楽しみにしていました。20分ほど待って、料理がでてきました。確かにおいしいのですが、何かもの足りません。

以前高知県の「ひろめ市場」でかつおの藁焼きを食べたときは、たいへんおいしく感じました。目の前で藁を使ってかつおを焼き、それがそのままお皿に載って出てくる。その臨場感がおいしさを加速させたのは間違いありません。

変わってA店。折角藁焼きを頼んでも、調理現場が見えないので、本当に藁で焼いているのか、もしかしてコンロで焼いているのか、分かりません。その結果、漁場から鮮度の良いかつおを持ってきているにも関わらず、それが顧客に伝わらないのです。そのため1,400円が高いと感じました。

念のため店員さんに聞きました。「このかつおは、今日水揚げされたものですか?」店員さんからは「多分そうだと思います。」という曖昧な回答。もう一つ聞きました。「藁焼きはどこでしているのですか。」すると「この裏です。」との回答。もったいないと感じました。そして後ろを振り返ると壁に、「漁場からどのうようにしてかつおが処理され、ここまで届けられるか。」というレジメが貼られていました。気をつけないとレジメにも気づきません。顧客にうまく伝わっていないのです。

いかに自社の商品のストーリーを顧客にうまく伝えるか。この巧拙でおいしさも変わってくるのではないでしょうか。

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