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「賢人は人生を教えてくれる」を読んで

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月に1回トップポイントという雑誌を購入しています。この本は毎月10冊、旬のビジネス書のポイントを抜きだし要約してくれている雑誌です。毎月10冊の本を全部読み切ることはなかなか難しいですが、これならポイントを読んで、興味があればその本を購入し、熟読することができます。

診断士の先輩の勧めもあり、定期購読しています。そのトップポイント、今月号に参考になる本がありましたのでご紹介いたします。

渡部昇一 著の「賢人は人生を教えてくれる」~ローマの哲人 セネカの人生論~です。

古代ローマにおいて、内省的で厳格な「ストア学派」の哲学者として活躍したセネカ。彼は人生の短さについて、以下のようなことを述べています。

①人生は十分に長い。にもかかわらず、人生が短いといわれるのは、大部分が無駄に使われ、放蕩や怠惰の中に消えてなくなってしまうからである。
②時間を浪費して生きていれば、最後には必ず無駄な時間を過ごしてきたことに気づく。しかしその時には、人生の残り時間は少ない。だからこそ、時間を惜しんで生きるべきである。
③時々は、「自分が過ごしている時間は意味ある時間なのだろうか。」と反省することが重要である。その反省がないと主体的に生きているつもりが、いつしか忙しさに振り回され、単なる時間を生きていくことになりがちである。
④書物を介して、先賢(せんけん)の知恵を学び、それを人生に活かす。このことは、生を受けたものの務めである。

この本を読んで、小学校の時に習った、中国の古典
『少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)一寸の光陰軽んずべからず』(若いうちはまだ先があると思って勉強に必死になれないが、すぐに年月が過ぎて年をとり、何も学べないで終わってしまう、だから若いうちから時間を惜しんで勉学に励まなければならない)

のくだりを思い出しました。小学生の時はピンときませんでしたが、その通りになっていますね。

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