先日倉敷のアウトレットに行ったお話をしました。近くまで来たついでに、倉敷の美観地区に足を伸ばしました。
あまり時間がなかったので、少ししか滞在できなかったのですが、美観地区の何店舗かの小売店に立ち寄りました。そこで観光客に人気の高いお店がありました。「だしパック」や「ちりめんじゃこ」などを販売しているお店でした。
人気の原因を観察していると、とにかく店舗間口が広く入りやすいレイアウトでした。入り口には、だしパックから作成された「いりこだしスープ」や「野菜スープ」が自由に試食できるようになっており、顧客はどんどん飲んでいました。私も試食しましたが、おいしかったので購入しました。次から次へと試食した顧客がどんどん購入しているではありませんか。
購入するためレジに商品をもっていくと、店員さんが「商品カタログを後日郵送するので、住所を教えて貰えませんか。用紙にご記入いただくとだしパックを2袋プレゼントします。」と言ってきました。接客で忙しい中、きっちりと顧客名簿を作成するための仕掛けを行っていました。アルバイトの店員さんだと思いますが、店内教育がしっかりされていると感じました。商品が気に入ってカタログも欲しかったので、住所を記入しました。
こうして新規客をリピータにする仕掛けをスムーズに行う姿勢を見て、これだから人気店なのかと感心したのでした。
次々と試飲している様子 ↓
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
