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続々と参入するLCCについて④

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前回まで3回に渡りLCCについてお話してきました。メリットを中心にお話してきたと思います。今回はリスクについてお話してみたいと思います。

考えられるリスクは2つあります。

①欠航・遅延
LCCでは仮に機材繰りの不具合により欠航になった場合、払い戻しには応じるが、他社便への振替には対応してくれません。ピーチの場合、3月1日に初就航して以来、6/5までに合計5回25便を欠航しています。LCCは航空機を目一杯高稼働させるビジネスモデルです。空港に余分な航空機を駐機させておくと、コストがかさんでしまうため、代替機がありません。航空機に不具合が見つかると予定していた便が飛ばないという事態が生じてしまいます。レガシーキャリアの場合代替機があるため、対応が可能です。

②安全
低コストを意識するあまり、安全に関するコストも切り詰めているのではないかという疑念が湧きます。しかし墜落の危険性はレガシーキャリアと比較しても変わらないと言えそうです。航空経営研究所のデーターでは、2000年~10年に起きた航空機事故(死亡、負傷)277件のうち、LCCは10件です。LCCによる事故は4%で、レガシーキャリアが残り96%を占めています。安いからこそ、事故によるイメージ悪化は壊滅的です。LCCの経営者たちは最も意識しているのではないでしょうか。

以上、欠航・遅延の場合は代替便がなく不便でリスクがあり、安全性についてはレガシーキャリアと同程度と言えそうです。次回は最終回、「なぜ日本でLCCが参入可能になったのか。」についてお話します。

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