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たまには住宅ローンの話をします①

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先日知人に住宅ローンの金利について質問を受けました。個人にとって住宅ローンの金利動向は大きな関心事項ですよね。

最近は大手生命保険会社なども、セミナーを開催し、地元金融機関の住宅ローン肩代わりを推進しているようです。

現在は歴史的な低金利状況、特に住宅金融公庫の流れを組む全期間固定金利型「フラット35」の金利は、この商品が2003年に登場して以来、最低金利を更新しました。ちなみに6月末で返済期間21年以上が2.01%、20年以下が1.71%になっています。フラット35は借り換えでも利用できますので、一つのチャンスといえそうです。

民間の金融機関も歴史的な低金利で住宅ローンを推進しています。変動金型が金利1%を下回る商品もでており、住宅ローン減税が適用されると実質0金利などのケースも出てきています。

こうした金利情勢が続くと、少しでも低金利に住宅ローンを切り替える動きが活発化し、銀行間の顧客獲得競争が激化します。しかし私は取引金融機関を次から次に変更することはお勧めしません。民間金融機関から民間金融機関への切り替えは、当初は金利メリットがあるかもしれませんが、長い目で見ると金利動向の変化もあり、本当に得かどうかは正直分かりません。借り換えには各種手数料がかかります。また、借り換えする精神的な負担もあります。大手銀行や大手生保などは、支店が撤退する可能性だって0ではありません。

目先の金利に惑わされず、長い目で見て取引できる金融機関を選ぶことも必要かもしれません。ただし借入元金が大きく残存期間が長ければ、フラット35(全期間固定型なので安心)に切り替え、金利上昇の心配を少なくするという手は、検討の余地があるかもしれませんが・・・。

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