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2冊の本

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最近2冊の本を読みました。ジョン・キム氏の「媚びない人生」と坂本光司氏の「強く生きたいと願う君へ」という本です。いずれも読みごたえがありました。

「媚びない人生」は、大学教授であるジョン氏が、これから社会人として羽ばたいていくゼミ生に向けての「はなむけの言葉」を書籍化したものです。背表紙には『従順な羊ではなく野良猫になれ』という刺激的な言葉が綴られています。ビジネス部門のベストセラーランキングに出てきています。

刺激的な言葉が並び、「日本人は我慢しすぎである、もっと自分を信じて自己を確立しなさい。」という主旨を述べています。若者向けの本ではありますが、真に受けて実行すると、組織内でぽっかり浮きそうです。逆に、組織で何年か勤務した中堅社員が、現状を打破し成長していくために読むのがいいかもしれません。

気に入ったところは、「現在、社会や他人などに向けている視点が8割、自分に向けている視点が2割である。その割合を逆転させ、8割を自分に2割を他者にする。まずは他者の目を排除し、自分の未熟さに目を向ける。」というところです。「上司が部下に読ませたくない本」の上位にランクするかもしれません(笑)。面白いので一読の価値ありです。

もう一冊は「強く生きたい君へ」です。この本の著者は、「日本で一番大切にしたい会社」シリーズの坂本氏です。「日本で一番大切にしたい会社」シリーズを読んだ読者からの質問に、「どうしたら強く生きられるか」という観点で答えています。こちらは感動的な本です。

特に感動した箇所は、ある僧侶の教えを紹介している部分です。

『人間の究極の幸せは次の4つです。人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、そして人から必要とされること、愛されること以外の3つの幸せは働くことによって得られます。』

働くことの大切さがよく分かります。この本はまだあまりメジャーにはなっていませんが、じわじわと評価を上げてくるのではないでしょうか。

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