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JAL再生に思う

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JALが経営破綻から2年で見事再建し、今秋には再上場する見通しとなっています。

会社更生法を申請し、経営破綻した企業がこんなに短期間で劇的に再生したケースはまれであると思います。京セラから派遣された稲盛会長の元、全従業員が一丸となって再建に取り組んだ成果だと思います。素晴らしいことです。

しかしこの劇的な経営再建の陰には、「しわ寄せ」をうけた人や団体があります。光と影は表裏一体で、成功には負の部分もあります。

5,215億円の債権放棄を迫られた銀行団、リストラされた1万6000人の従業員、競争環境を歪められたライバル会社などです。

特に私はANAが好きなので、ANAの今後は気になります。JALは債権カットとリストラによって、高収益体質とバランスシートのスリム化を達成しました。2011年度決算でJALはANAの当期利益6倍をたたき出しています。今後両社のバランスシートの健全性は差がついていくでしょう。

更にJALは、2009年度決算で1兆3000億円の大幅赤字を計上しました。今後1,300億円程度の当期利益を計上しても繰越欠損控除により、5~7年間は法人税を払う必要がないため、キャッシュがどんどん積みあがります。

今後JALはこうした財務の健全性を活かして思い切った事業展開を図っていくでしょう。JALの再生は明るい話題ではありますが、競合のANAにとっては、「それはないよー。」という話かもしれません。

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