最近事務所に来店される方から、「和田さんホームページを作って効果はありましたか。」と質問されることが多くなりました。
私は答えます。「効果は大きいですね。」そうして質問者に対してこう言います。「だって〇〇さんだって、ホームページを見ていただいて、興味をもって事務所に足をお運びいただいたでしょ。」質問された方は、「あっ。」という顔になります。
ホームページを作成して、事務所への来店者が増えました。見込客だけとは限りません。コンサル仲間や金融関係者、異業種の士業の方なども増えました。それでいいのだと思います。人が集まると情報が集まる。そして来店いただく方は、当事務所のホームページを見ていただいているケースが増えてきている。来ていただいた時点ですでに魂が共鳴している。診断士用語では、ストアロイヤルティを高めると言います。来店いただきお話をする中で、アイデアを交換し、プロジェクトに繋がっていく。それは目には見えにくく、数字には表れないけれど大きな効果だと思います。
ホームページの作成には、平均30万円～50万円かかると言われています。私が見ている印象も相場はそんなところです。そんな結構な値段をかけて、制作は業者任せ、完成後は放置状態。そして発する言葉は、「ホームページを作っても費用対効果が見えない。」
そうならないためにも、できるだけ低予算で制作し、完成後のケア（定期的な更新、メンテナンス）に注力していく。その意識があれば、ホームページは「文句を言わない最高の営業マン」になるのではないでしょうか。あなたが休んでいる間も休まず顧客獲得のために頑張ってくれているのですから。
4回に渡り、自社のホームページを参考に「ホームページについて考えていること」についてお話してきました。当事務所のホームページもまだまだ未完成です。日々向上に努めていきたいと思います。
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
