先週末、東京で総会(兼セミナー)と勉強会に出席していました。
新しい知識を吸収できたり、ネットワークが広がったり、有意義な2日間でした。やっぱり東京は情報が豊富ですね。
セミナーに出ていたのですが、経済産業省の若手キャリアが講師として呼ばれ、「事業再生」について講演していました。
「今年は残す会社と淘汰されていく会社が選別されていく年」みたいな話をしていました。違和感がありました。おそらく省内でそんな話をしているのでしょう。大学をでて間もないキャリアが、机上の空論で、中小企業を論じる。
勉強頭はいいかも知れませんが、中小企業については何も分かっていないのではないでしょうか。こんなレベルで、机上の空論で政策が決定されているとしたら、怖い話です。
そこで提言です。経産省キャリアは、若手時代に中小企業に何年間か出向する。お客さんとしてではなく、社員として第一線で働く。そこで中小企業とは何かを勉強する。そうすると経産省に帰っても、中小企業の立場に立ったいい政策立案ができるのではないでしょうか。
そんなことを感じたのでした。
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