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よくある質問 ~何ができるのですか?~

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診断士コンサルタントとして開業してから、1年弱が経過しました。活動の中で、何回も「中小企業診断士は何ができるのですか?」と質問されました。

同じ士業でも、税理士は税金に関すること、弁護士は法律に関すること、司法書士は不動産や相続の登記に関すること、社会保険労務士は人材に関すること(給料計算や人材に関する助成金の手続き)を独占業務としてもっています。そのため顧客からしても何ができるか(つまり何を頼めばよいか)分かりやすいのです。

一方中小企業診断士は、顧客から見てコンサルタントということは分かりますが、何を頼めばよいか分かりにくいのです。ある時は、「何か頼みたい気持ちはあるのだけれど、何を頼んでよいか分からない。」と言われたこともあります。

同じ診断士仲間の中でも、「まだ自分の強みが見つからない。」という話をよく聞きます。

この質問について1年間じっくり考えました。今出ている答えは次の通りです。

→中小企業診断士とは
「診断士は、経営全般の町医者です。経営者の経営に関する悩みについて一部分ではなく、幅広く相談に応じることができます。悩みを聞いたうえで、自分が解決策を提言するか、専門外であれば、適切な専門家に取り次ぐことができます。どの課題は、どの専門家につなげばよいか素早く判断します。またそれらの専門家とのネットワークを有しています。」

→専門分野
「金融取引全般、財務戦略、事業再生」

→自分の強み
「銀行に17年間在籍していたことです。経営者が理解できにくい銀行の考え方を把握しています。銀行取引についてアドバイスができますので、企業は金融取引の円滑化が可能になります。」
「中小企業診断士として、行政支援策(補助金、助成金等)に通じていることです。企業の経営戦略にマッチした行政支援策を提案できます。そして採択されるための支援、および採択後の事業実施のフォローを行うことができます。」
「面倒見がよく、粘り強い支援が行えることです。クライアント企業と同じ立場に立って、並走する気持ちで支援することができるため、経営者の力強い味方になります。」

現在固まっていることは、以上です。これからもっともっと積み上げていきたいと思います。

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