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時代は流れる

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先日、久しぶりに映画館に映画に行きました。

郊外にあるシネマコンプレックス(以下 シネコン)で、東野圭吾原作、阿部寛主演の「麒麟の翼」を見ました。

私が学生時代はまだ、シネコンという形態もなく、松山市の中心街にある「街の映画館」に行っていました。前の人の頭が邪魔になり、頭をずらしながら映画を見たものでした。

それから間もなく、シネコンが都市部を中心に爆発的な広がりを見せ、松山市にもその波が押し寄せてきました。郊外型で駐車場を完備し、座席に角度をつけ、快適な空間を演出したシネコンに、従来型の映画館は顧客を奪われ、「街の映画館」は姿を消していきました。

しかし時代は流れます。私が行った日、シネコンでは観客は数人しかおらず、まばらで寂しい状態でした。採算割れは確実です。

かつてシネコンが従来型映画館の顧客を奪ったように、シネコンもまた何かに顧客を奪われているのではないかと思いました。

その何かの一つとして、例えば「TUTAYA」です。映画公開から何か月か待てば、自宅のテレビで、映画館の何分の一かのコストで、鑑賞することができます。旧作になると50円で見ることができます。こうなると1,800円を払ってシネコンでみようとする人は減少してきます。

また「TUTAYA」は、宅配サービスをやっています。ピザと同じように、DVDを自宅まで配達してくれるなんて、誰が想像できたでしょうか。さらに、ネット視聴サービスまで開始しました。ネットを使用して低コストで、気軽に映画を見ることができるようになったのです。

大型設備投資をして、資金回収に時間がかかるシネコンに比較して、「TUTAYA」は、小回りが利きます。映画館の競合は、映画館と考えがちですが、このように別業態が強力なライバルになるケースが往々にしてあります。書店の一番の競合は、書店ではなく、「amazon」であるように・・・。

なんでもネットで対応できる今の時代、大型の投資によるビジネスモデルはリスクが高いのかもしれません。そのように感じたのでした。

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