インタビュー第3回目、今日が最終回です。
起業してから多い質問が、「銀行時代より収入増えた?」と「起業にあたり、奥さんにどのように説明したの?」です。最初の質問は、また次の機会にして、Aさんにも「奥さんにはどのように説明したのですか?」と聞かれました。
回答(以前の答え) 妻には勉強の過程を見せて、「この資格でどのように収入をあげていくのかについて」を粘り強く説明しました。
とメモによると王道の答えを申し上げたようです。だいたいこう答えるとみなさん「奥さんすごいねー。偉いねー。」です。
私は心の中で「なんでやねん。」と思っていました。当時は、自分の事ではなく、妻がほめられることが理解できなかったのです。しかし、事業を進めていくにあたり、その意味が少しずつ理解できるようになりました。
私も先輩診断士から、「その先輩が奥さんに独立をどう説明したか」聞いたことがあります。その方はおっしゃっていました。
「なかなか言い出せなかったのだけれど、ある時、業界雑誌に『診断士の年収特集』が掲載されていた。その金額が勤務していた会社より多かったので『ほれ、これ見てみ。』と見せると、妻に『独立していいよ』と言われた。」
共通しているのは、「独立後の収入のイメージを奥さんに説明できて、かつ理解を得られないと独立できない」ということです。まずはクライアントを獲得する前に、一番身近なクライアント?(奥さん)を説得する必要があるようです。この壁を乗り越えられないと、独立の大海原には乗り出せません。
ということで3回に渡り、Aさんからのインタビューに対する私の回答をお話してきました。あれから1年も経過していませんが、すごく前のような気がします。それぐらい日々刻々と状況が変わっているということでしょうか。
にほんブログ村←ランキング参加中。この記事が参考になったら、ぽちっとお願いします。