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赤字

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ソニー2,200億円、シャープ2,900億円、パナソニック7,800億円。何の数字かお分かりでしょうか。

これは、日本の製造業が誇る3社の今期赤字予想額です。ものすごく大きい額です。これらの会社は蓄えも多いので、近々にどうこうという話にはならないと思いますが、今期の数字だけみれば、業況は厳しいと言わざるをえません。ソニーに至っては、社長交代後、7期うち4期で赤字を計上しています。完全に赤字体質企業になっています。

この3社の電機メーカーには共通点があります。テレビを主力事業としていることです。会社側からの発表では、円高やタイの洪水、大震災、買収に伴うのれん代償却等、赤字の原因を発表していますが、本当の原因は、別のところにあると思います。

私は、韓国や中国、台湾などの「アジアメーカーとの価格競争激化」が真の要因ではないかと考えます。アジアメーカーの低価格攻勢に加えて、アジア製品の品質向上も著しく、結果、「販売はできても赤字になる状況が続いている」「販売そのものが減少している」のではないでしょうか。

これはアメリカの自動車メーカーが、日本の自動車メーカーの躍進により苦境に陥ったパターンと似ています。そうしてみると今後苦戦が続きそうです。

この赤字の発表を聞いて、もう10年以上前の事になりますが、思い出した話があります。

ある地元優良企業が、坂道を転がるように倒産しました。それまでは、借入が0で、銀行から借入をお願いしてもなかなか借りてもらえないような企業でした。その企業が借入0から4~5年うちに一気に業績が悪化しました。

赤字が何期か続いたのですが、その過程において、経営者や銀行を始め、関係者は皆、楽観的でした。その企業には、優良イメージがついていたからです。過去の優良イメージを払拭し、素直に外部環境や数字を確認すれば、業況悪化は事実でした。しかし、ブランドやイメージというフィルターがかかると危機感がぼやけるのです。

JALが会社更生法を申請するなど、10年前に誰が予想したでしょうか。日本を代表するこれらの会社でさえ、確実なことなど何もないのです。恐らく相当な危機感を持って経営改革を行うはずです。

私は、ソニーには特にロイヤルティがあります。ノートパソコンは「VAIO」ですし、寝室のテレビは「ブラビア」です。また、居間のテレビはパナソニックです。だから頑張ってほしいのです。

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