先日、卓球の福原愛選手が、卓球の全日本選手権で優勝したというニュースを聞きました。
意外なことに、女子卓球の第一人者として認知されている福原選手は、全日本選手権で初優勝らしいのです。それまで12年連続負け続けて、13回目の挑戦でやっと念願を成し遂げたということでした。
このニュースを聞いて、私の座右の書であるナポレオン・ヒル博士「思考は現実化する」の中に書かれている「失敗」に関してのくだりを思いだしました。その内容とは、
「普通失敗が人に作用するのは、次の2つのうちいずれかだ。すなわち、さらに大きな挑戦の機会となるか、やる気をくじかれ気弱になってあきらめてしまうかである。」
「どのような現実であれ、失敗として受け止めない限り、失敗はこの世にないことが分かるはずだ。」
「失敗と呼ばれているもののほとんどが、一時的な当て外れにすぎず、前向きな姿勢で対応しさえすれば、かけがえのない財産にできる性質のものである。」
福原選手の軌跡をみてみると、まさにこの言葉の通りだと思います。12年連続で負け続けると、普通は気持ちが折れると思います。それでも失敗を挑戦の機会として前向きにとらえ、目標を達成するまで努力する。素晴らしいと思います。見習いたいと感じました。
優勝後のインタビューの涙、色々な思いが交錯したのでしょう。感動的でした。
また、ヒル博士はこうも言っています。「失敗を失敗と呼べるのは、当の経験者だけの権限なのだ。他人がとやかく言うのを許してはいけない。」
ただしビジネスの場合は、無謀につっこみ失敗するのではなく、失敗してもやり直しがきくように、例えば開業時の投資を抑えるなど、リスクヘッジをするのをお忘れなく。
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