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診断士試験1次対策 ④

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診断士試験1次対策前回まで3回に渡ってお話してきました。最終回の今日は、私がやった少し変った方法についてお話してみたいと思います。

それは、勉強を始めるにあたって合格していない段階で、『合格体験記を書いたこと』です。全体は長いので、一部抜粋してご紹介します。

【合格体験記】

①中小企業診断士を志した理由

銀行から県の外郭団体に出向し、困っている中小企業者や創業者に接するうち、もっと自分の実力をつけて適切なアドバイスができるようになりたい、また自分は中小企業者の支援という仕事がやりたいのではないかという気持ちが日増しに強まってきました。また、当初は税理士を目指していたものの、周りに中小企業診断士が多くいたことや職場の上司のすすめもあり、受験することに決めました。

②これから受験する方へのアドバイス

学習計画をしっかりと立て、学習時間を確保するための工夫が大切だと思います。家族や職場の理解を得るため、説明を行う必要があります。付き合いについても減らす必要があります。また、自分の信じた学習法で過去問を繰り返し叩き込むことにより、力は蓄積されていきます。

③将来の夢、どのように資格を活かしていくか

資格取得それ自体は仮の目標であり、いかに資格取得後有効活用していくかが大切だと思います。診断士試験を目指した動機は、銀行時代にできなかった顧客目線で「困っている中小企業者や創業者の課題解決支援を行うことにより地域経済の活性化に貢献したい」であり、初心を忘れずやっていきたいと思っています。また、志を同じくするコンサル仲間とネットワークを形成し、将来的には民間インキュベート機能等も行っていきたいと思っています。この学習期間は一生の財産となりました。

以上ですが、通常合格体験記は、合格後に書くものですが、私の場合は、学習を開始する前に書いていました。合格を出発点として、そこから逆算して、では合格のために何が必要か考えていました。②などは、受験生へのアドバイスということで書いていますが、まだ合格していなかったこの時点では、「こうしよう」という自分への暗示です。

人間はどうしても長い学習期間の間、くじけそうになったり、仕事が忙しくて勉強する時間がなかなか取れないことがあります。私はその時に、この「合格体験記」を何度も読み返し、初心に戻るようにしていました。

これから長い戦いを開始されるみなさん、合格体験記を書いてみることもいいかもしれません。

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「診断士試験1次対策 ④ 」
ご覧いただきありがとうございました。

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