当事務所は、本日12月29日をもって仕事納めです。
仕事納めの日には、毎年事務所の10大ニュース(非公開)を作ります。今年は新型コロナの影響で、厳しい内容が多かったように思います。
振り返りますと2020年、年初予想では夏にオリンピックもあり、どんな明るい年になるのだろう、と期待していました。
しかしながら、新型コロナの影響で、日本全国、そして全世界、体験したことのないような衝撃に見舞われました。
政府の給付金や金融機関のコロナ対策融資で、当面の資金繰りは持ちこたえている中小企業が多いと思います。
影響が本格化するのは、来年です。経営者には益々厳しい舵取りが必要となります。
当事務所も、支援先の中小企業が打撃を受けた関係で、今年、厳しい1年間を過ごしました。
プロジェクトが延期や中止になったり、面談が難しくなったり。
10年間事業をしてきましたが、こんなに色々なことが予定通り進まない経験は、初めてでした。
耐えに耐えた1年となりました。
基本的にそういった厳しい1年だったのですが、良かった点を探すとしたら、来年に向けて種まきが進んだことです。
まず、広報・集客の最前線に位置付けているホームページです。
モバイル対応サイトを2年前に作って運用しているのですが、今年は完全にモバイル経由のアクセスが、パソコン経由のアクセスを上回るようになりました。
コロナでプロジェクトが進まない間、ホームページの運用に注力したため、総アクセス数は、前年比2倍以上に増加しました。テレワークの増加で、ネットを閲覧する時間が長くなったという影響もあるのかもしれません。
また支援先との面談や、同業の診断士との勉強会も、Zoomでのオンライン形式を取り入れました(今までの勉強会開催内容は)こちら
今までは、地域密着で愛媛県内が中心だったコンサルティングも、今後はZoomを使って、全国に販路を広げていける可能性が出てきました。
時間ができた分、情報発信に力を入れました。振り返り数えてみると、今年1年間でブログ記事45本、FB法人ページ記事発信32本、メルマガ記事発信22本、の情報発信でした。
こうした情報発信で、既存顧客や、潜在顧客との距離感が縮まってくれていれば、嬉しく思います。
2020年は、短期目線の業務、例えば目先の資金繰り支援、補助金の助言、危機対応計画などが多かったように思います。
2021年は、短期的な業務ももちろんあるでしょうが、もう少し中長期的な業務、例えば、中期経営計画書、事業承継計画、М&A支援、経営改善計画、経営再建計画、業態転換支援などが増えてくると予想されます。
中小企業も金融機関も、目線を少し先に向け、ウィズコロナ、アフターコロナの時代、生き残りを模索していく必要があるからです。
各種事業計画は、そのための指針になります。
先行きが見えづらい不確実な時代になって、私も事業者として販売チャネルを広げていく必要があると、感じています。
引き続きホームページやZoomは有力な販促手段・コンテンツとなるでしょう。
それ以外に、ビザスク登録(ネット専門家登録)やnote(ノート)での情報発信など、今までやってなかった方法で、認知度を高める取り組みを始めたいと思います。
引き続き、過去9年間で68回に渡り続けている、現役診断士向け勉強会を強化していきます。Zoomが使えるので、全国の診断士とつながれるはずです。切磋琢磨できる前向きな診断士と連携していきたい、と考えています。
2021年は、開業10周年を迎えます。
厳しい情勢ではありますが、その中でも前向きな道を探し、進んでいきたいと思います。
今年1年お世話になりました。当ブログをご購読いただき、ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。
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