先日、ニュース番組を見ていると、パリーグのホームラン王西武ライオンズの中村「おかわり」選手がインタビューされていました。
今年のプロ野球は、新たに導入された統一球の影響で、ホームラン数が激減しました。その中で「おかわり」選手は、48本ホームランを打ち、2位に25本差をつけて、ダントツでタイトルを獲得しました。その理由について、インタビューされていました。
「おかわり」選手はこう答えていました。
「去年と何も変わっていないし、変えていない。みんな飛ばない飛ばないという周りの声に惑わされて、力んでしまい、自分自身ででフォームを崩した。自分は、そんな周りの声は聞き流した。」
「きちんと打てば、ちゃんと飛ぶ。」
やはり一流選手このコメントです。私は聞きながら感じました。「ビジネスも同じである。」
巷では、「不景気、少子高齢化による消費のパワー不足等により、自社の業績が今後よくなるわけがない。」という声がよく聞かれます。自分自身で限界を作ってはいませんか。自分でマイナスイメージを植え付けていませんか。「よくない。よくない。」という周りの声に惑わされていないでしょうか。
この時代においても新しい市場を開拓したり、新規事業を立ち上げて成功している人は、今こそチャンスという気持ちで取り組んでいるはずです。みんなが不景気だと考えている今だからこそ、実はやりかたによっては、チャンスがあるかもしれません。
また、「きちんと打てば、ちゃんと飛ぶ。」は、「きちんと考えて経営すれば、ちゃんと儲かる。」と置き換えることができないでしょうか。
「惑わされないことが成功の秘訣」という「おかわり」選手のコメントを聞いて、ちょうど不惑の年を迎えた私は、「自分も惑わされずに経営していこう」と感じたのでした。
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