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地方でコンサルをして生きていく①~信用について~

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脱サラ起業して、なんだかんだで8年が経過しました。

毎年毎年が勝負、ということに変わりありませんが、時々歩いてきた道を振り返りたくなります。

この話は、愛媛県松山市という地方都市で経営コンサルをして生活している、そんな私の備忘録です。

よかったら少しお付き合いください。

経営コンサルと信用について

経営コンサルの仕事は、「会社の事業展開が順調になるようお手伝いすること」です。

大切な役割だと思いますが、一方、事業者(特に経営者)からは「何をしているか、何をしてくれるか分からない」と思われがちです。

ですから、経営者から信用を得ることが大切です。

でもなかなか、信用を得られるものではありません。

実績が信用に一番つながるのですが、実績を作るにもオファー(依頼)してもらう必要があります。

オファーをまずしてもらうために、経営コンサルは資格や元の肩書や経歴をアピールします。

私の場合なら、中小企業診断士の資格保有とか、銀行で17年間勤務したとか、です。

資格や経歴だけでは、威力を発揮できない

確かにこれらの資格や経歴は、威力を発揮することがありますが、残念ながらそれは、開業して初期のステージではありません。

何年か経過して、実績が出来てきてからです。実績が出来てくれば、「さすが診断士だね」とか、「やっぱり銀行経験があるから業界のことが分かっているね」、とか言われます。

でもそれは、良い仕事を積み上げてからです。

逆に仕事ぶりが悪ければ、「診断士って、たいしたことないね」とか、「銀行で何をしていたの?」とか言われることになります。

信用を積み上げるには、時間がかかります。一つ一つ良い仕事を積み上げていかねばならないからです。

開業したとき、業界の大先輩から「信用が一番大切」と言われました。

その時、業界で生き残っていくためのテクニックを教えてもらいたかった私は、正直「当たり前のことだな」と、ピンときませんでした。信用という言葉は知っていても、本当の意味を分かっていなかったのです。

しかし今は、その助言の意味がよく分かります。心に響きます。

私も今、信用を積み上げている最中です。

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