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中小企業診断士で独立を検討している君へ②~ファーストステージを上手に漕ぎだす~

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前の回で、診断士が必要されている業務について、お話ししました。

今回は、プロコンとしての開業時のポイントを、私の経験を踏まえてお話しします。

これが必ずしも正解とは限りませんし、他にもやり方はあると思いますので、参考の一つとしてお読みいただけると幸いです。

=== 最初の3年程度は、売り上げが厳しい ===

診断士は販売する商品が、目に見えにくいスキルやサービスです。

よって最初は、クライアント候補から、「この人は何ができる人か?」「お願いして効果があるのか?」とお金を払うことに抵抗を受けます。自分も実績がないので、「成果が出るのですか?」と聞かれると不安げな応答をしてしまいます。これは仕方がないことです。

また、税理士、弁護士、司法書士、行政書士、社労士などのように業法で守られた独占業務がないため、サービスを料金として見える化しづらい側面もあります。

「信用や実績がある程度できるまで売上は厳しい」と、覚悟しておく必要があります。人によって期間に差はありますが、3年程度はかかるかもしれません。その間どのように生活資金を確保するか、考えておかねばならないのです。

ただし、経営コンサルタント業が良いところは、初期投資もランニングコストも少なく済むことです。売上が少なくても支出を抑えていけば、信用・実績がついてくるまで、他の業種と比較すれば続けやすい面もあります。

このように、厳しいファーストステージ。乗り切るために、どうすればいいか?私の考えをお話しします。

=== 行政のコーディネータ業務。公募に積極的に手を挙げる ===

まず信用と実績をつけるために、行政や公的中小企業支援機関が公募するコーディネータ業務に手を挙げて、採用を目指します。

コーディネータ業務に採用され、週に2~3回程度勤務できれば、安定収入の獲得、信用と実績の積み上げにつながります。

もちろんコーディネータ業務は、公募でしょうから、実績のないファーストステージでは、不採択になる可能性もあります。しかし、何度も公募に手を挙げ、誠実さや熱意など、自分をアピールしていけば、その後ひょんなところから声がかかることがあります。(公募には不採択になったけれど、後日別の事業から声がかかったなど、あるようです)。

行政や中小企業支援機関のインキュベーション施設に入居すると、行政機関支援人材の方とのつながりもできて、情報も集まりやすくなるかもしれません。

=== 地元の診断士協会に入会し、積極的に行事に参加する ===

もう一つおすすめは、地元の診断士協会に入会し、勉強会や各種行事などに積極的に参加することです。

そうすることで、ベテランや先輩診断士と知り合うことができます。礼儀正しく、謙虚な姿勢で接することで、先輩診断士に気に入ってもらえれば、仕事のチャンスも生まれてきます。

最初は雑事や先輩診断士から回された費用対効果の低い仕事も、実績と経験が大切なファーストステージは、積極的にチャレンジします。まずは何でもやってみる姿勢が大切です。割のいい仕事が、最初から回ってくるはずがありません。まずは実績と経験作りです。

愛媛県協会などのように、県によっては、診断士協会が行政事業を受託し、若手の診断士に経験作りを積極的にさせるケースもあります。(今の愛媛県協会は、若手に積極的に事業を受託させる方針のようです)。

=== 正確で誠実な仕事を積み上げる ===

以上、ファーストステージを上手に漕ぎ出すための、2つの方法を紹介しました。

自分の経験と、私以降の世代を見ていると、行政事業や地元の診断士協会と上手に付き合うことができると、うまく最初の波に乗りやすいようです。

最初の波に乗れば、あとは目の前の仕事を「依頼者の要望を踏まえた正確で誠実な仕事を行う、それを積み重ねていく」ことで、リピート受注からコンサル事業の安定化につながってくのではないでしょうか。

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