AI時代の到来により、様々な仕事がAIにとってかわられると考えられています。
士業も同様で、AIに代替される業務が増えると言われています。
今までは士業しかできない専門的な仕事だと認識されていたことが、こらからは低コストでAIに代替されるのです。
その影響でしょうか。
事業計画書策定とか、補助金申請書作成など、今までは診断士(経営コンサル)が主に担っていた業務にも、異業種士業の進出が増えてきました。士業間の垣根が低くなってきたということです。
診断士は、士業の中でも比較的「AIによる代替性可能性が低い資格」だと言われています。
しかしそうはいっても、今まで診断士が得意としてきた調査業務や分析業務などは、AIに代替されるかもしれません。
では診断士は、どこでAIと差別化すればいいでしょうか。
私は、コミュニケーション分野だと考えています。
経営者に寄り添い、悩みを分かち合い、一緒に解決策を考え、受講の際には伴走する。
そうした役割がますます重要になる気がします。
ネットやSNSなどが全盛期に今だからこそ、逆に面談の価値が再確認される気がします。
コミュニケーション能力で、AIと差別化していこうと考えています。
さて、そのためには何が必要でしょうか?日々悩んでいるところです。
次回は、事業承継業との関係についてお話しします。
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