8月に実施された中小企業診断士1次試験、そろそろ正式な結果が出た頃でしょうか。
自己採点で、ある程度は予想がついていても、正式発表が出るまでは完全ではありません。
合格した方、不合格になった方、状況は色々でしょう。
合格した方は、2次試験に向けて精一杯準備されることでしょう。
残念ながら不合格になった方は、気持ちも沈みがちだと思います。また1年後モチベーションの維持も難しいかもしれません。
しばらくは気持ちを休めても良いかと思います。そして少し休んだら、もう一度挑戦するのか、撤退するのか、決断が必要です。
もう一度立ち上がるなら、現状分析です。なぜ不合格になったのか、何が不足していたのか、苦手科目は何か・・・。
自分を、もう一人の客観的な自分が、コンサルします。
そして不足した部分を見つけ出したら、弱点を1年かけて強化していきます。
学習計画が必要です。
診断士の勉強は、一部ですが事業経営に似ている部分があります。
現状を分析し、弱点を把握し、弱点克服のための対策を立案し、学習計画に落とし込みます。学習計画を妨げるものがあるなら、思い切って遠ざけないといけないかもしれません。(テレビ?スマホ?飲み会のお誘い?)
そして計画を立てたら、実行していきます。途中微調整も必要です。模試にも挑戦し、自分の現在地を確認します。まさしくPDCAです。
もう一度挑戦するなら、もちろん目標は合格です。
時間が掛かっても良いので、最終的に合格につながったら、この挫折から立ち直る経験は、あなたにとって宝物になります。
この経験を無駄にしないかどうかは、あなたの今後の頑張りに掛かっているのです。