ゴールデンウィークも終わり、いよいよ診断士の受験シーズンが近づいてきました。
中小企業診断士の試験は、8月に1次試験、パスできれば10月に2次筆記、それをパスすると12月に口述、という流れです。
すべてクリアできたら、その後15日間の実務実習に入ります。実務実習が完了すると、晴れて診断士登録となります。
受験生の皆さんは、今いかがお過ごしでしょう。
はちまき巻いて奮闘している人もいれば、スランプに陥っている人もいるでしょう。
私も8年前に1次試験を受けたのですが、試験前の受験予備校の模試が散々で、頭を抱えていた記憶があります。
その当時の自分に助言するとしたら、「模試の結果は、過剰に気にしなくて良い。結果を分析して、残された時間を有効活用しよう!」でしょうね。
皆さんも、模試の結果がでれば、自分の得意、不得意分野を分析して、対策を立てましょう。
焦って、闇雲に勉強してもダメです。
診断士は、クライアントに戦略を提言します。
経営支援の現場で重要なのは、正確な現状分析から、改善の正しい打ち手を導き出し、改善策の実行を支援することです。
自分をクライアントに見立て、客観視してみましょう。
どの科目が強く、どの科目が弱いのか。
特に弱い科目については、どのような手順で強化していくのか。それが決まれば、実施スケジュールを立てて、実行あるのみです。未だ十分時間はあります。
誘惑を払いのけ、勉強に没頭します。結局勉強は、孤独との戦いです。厳しいですが、最終的には相対評価で合格者を決定していくため、周りはライバルです。
最後は「どれだけ診断士になりたいか」という想いが、強い人が合格するように感じます。
苦しみながら試行錯誤した経験は、資格取得後も必ず自分の武器になります。苦しい時期でしょうが、歯を食いしばり、やるしかありません。
私は、「本気で診断士にトライしている人」を応援しています。
【関連記事】
診断士試験スランプ脱出法
合格後の中小企業診断士資格の活かし方
今年中小企業診断士に挑戦する受験生に伝えたいこと