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政府系金融機関(日本政策金融公庫、商工中金)の存在意義

~商工中金の不正融資問題~

政府系金融機関の商工中金の不正融資問題がクローズアップされています。

制度融資の実績を伸ばすため、全国の支店で、顧客提出書類を改ざんしていたようです。このことで、本来は受けられない制度融資を、たくさんの企業が使えた模様です。

民間金融機関の話ではなく、政府系金融機関の話であるところが、驚きです。

上司から実績アップのプレッシャーを受けた現場担当者が、手を染めてしまったのです。表には出ていませんが、政府系金融機関にもノルマがあります。

今後、行政処分が予想されます。

~政府系金融機関への好印象~

政府系金融機関には、身近なところで、日本政策金融公庫(国民生活事業、中小企業事業、農林水産事業の3部門)と、今回問題を起こした商工中金があります。

個人的には、政府系金融機関には、好印象があります。

融資対応は、民間金融機関が、まだまだ上から目線のところがあることに比べて、政府系金融機関は、とても丁寧で親身です。「金融機関がサービス業であること」を前面に出しているように感じます。「存在意義を発揮しないとなくなってしまう」、という危機感があります。

融資相談は、民間金融機関が飛び込み相談(特に法人融資)を嫌がるのに対して、窓口で飛び込みでも気軽に乗ってもらえます。(しかし当然、審査の結果、融資否決になることもあります)。

~政府系金融にお世話になった話~

以前、私の支援企業も複数社、日本政策金融公庫(国民生活事業)や商工中金にお世話になりました。民間金融機関では門前払いだったところを、丁寧に事業内容を把握し、積極的に支援してもらえました。その複数社の企業は、今もしっかり事業を継続し、融資返済もきちんと行っています。政府系金融機関がなければ、事業継続に困難を来していたでしょう。

民間金融機関は、リスクを回避して「いいとこ取り」ばかりだと、地域金融機関としての存在意義がなくなり、顧客離れがおきます。注意が必要です。

~政府系金融機関との取引の勧め~

政府系金融機関は、「民間金融機関の補完的役割」という建前上、あまり積極的にはアピールしていませんが、便利な制度融資や民間金融機関にはない制度があります。

もし今まで政府系金融機関と取引したことがないのなら、機会があれば、一度相談してみてはどうでしょうか。

不正融資は確かに悪いことではあります。商工中金には、反省は反省でしっかりして、でも萎縮することなく引き続き中小企業を支えていってほしい、と思います。

《この記事のまとめ》
・商工中金が不正融資問題で、行政処分が検討されている
・政府系金融機関には、日本政策金融公庫や商工中金が有り、民間金融機関の補完的役割を担っている
・私個人的にも、政府系金融機関にお世話になったことがあり、好印象をもっている

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