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今年当事務所で起こったいくつかの事を振り返る

今年もあとわずか。

例年この時期は、1年を振り返る。

個人事業主である(決算は12月末)ので、確定申告の準備で、数字も見直す。

5期目の決算である。今まで過去4年間は、右肩上がりを続けてきた。それと比較すると5年目の今年は、業績の踊り場に入った気がする。数字だけで言うと、一休みの段階だ。

ここで手を打てなければ、ここまで止まり。現状を維持することができれば、生活はできる。しかし一方で守りに入って、現状を維持することが難しいことも、周りを見て知っている。

自分は同じつもりでも、外部環境が変化するからだ。現状に満足して守りに入ると、後は衰退の一歩。それは避けたい。来年以降は、新たなやり方を考えていかねばならないだろう。

さて、今年起こった出来事の話だ。すべてはお話しできないが、いくつかのことがあった。

まず異業種士業勉強会を立ち上げたこと。3月から始めて、7回開催した。参加メンバー持ち回りで講師をしていただく形式だ。

こぢんまりだが、ありがたいことに、登録は10数名で、毎回5~6名の参加があった。公認会計士、税理士、弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、1級建築士、企業経営者、そして中小企業診断士がいる。

複数回お会いしていると、人柄や考え方、得意分野も分かるので、連携が取りやすい。親近感も湧く。フリーランスでやっている自分としては、大変ありがたい。来年は更に連携を深めていきたいと考えている。

参加者募集はHPで呼びかけるとともに、面識のある士業を訪問し、勧誘した。こんなことでもなければ、中々出ていけない。弁理士や不動産鑑定士の方などとも知り合いたい。本当は生損保の保険に詳しい人とも知り合いたい。(保険関係は、保険の勧誘が前面に出ている人が多いので、苦手なのです。気持ちは分かりますが、私は長いスタンスで、信頼できる保険関係者とお付き合いしたいのです)。

感じたことは、自分一人で考えていても何も始まらないということ。自分の想いを発信したり、直接語りかけたりすると、段々と形になっていく。そのとき大切なのは、「独りよがりにならず、連携相手のメリットを考えること」だろう。気をつけたい。

関連してだが、『士業村』の構想も思い浮かび、「事業形態、投資額、収支、資金調達」の具体的な検討に入った。近いうちにやれるかどうかは別として、チャンスをうかがっていきたい。設備投資が絡むだけに、「えい、ヤー」ではできない。慎重な検討が必要だ。一番の課題は、「家賃を払って入居いただける士業の確保」だろうと思っている。

また、初めてホームページの制作業務も受注し、納品した。クライアントの営業販売戦略支援の一環として、今後も拡大していきたい分野だ。当事務所は商売としてフィーをいただく。しかし今は、限りなく無料に近い金額で、事業者自身がHPを制作できるサービスもあるので、それらとどう差別化してフィーをいただいていくか、工夫が必要だろう。

その他、認定支援機関として、クライアント、メインバンクと三者で連携して経営計画を策定したり、若手経営者セミナーで講師をしたり、顧問先が増えたり、振り返ると色々な事があった。

そうはいっても、成長は一休みしたわけで、今のやり方では頭打ちだろう。来年は守りに入らず、新たな可能性を模索していきたい。

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