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自責と他責 内部と外部(経営者と話していて感じること)

コンサルと銀行員時代を合わせて、20年以上、経営者とお話する機会をいただいてきた。数えてはいないが、何百人と面談したと思う。様々な事を教えてもらったり、気付いたりした。

これがすべて合っているとは、もちろん言わない。人それぞれ感じ方は違うだろうが、『長い期間で見て業績の良い会社と良くない会社の傾向』について、私なりに感じることがある。長い目で見て業績の良い会社にも、厳しい時期はある。しかし不思議と立ち直り、トータルで見ると、順調になるケースが多い。

ポイントは経営者の考え方。または事象が起こったときの対応。

良い業績の経営者は、原因を内部に求める。特に悪いことが起こったときに自分を顧みる。他人のせいにしない。自分に不足していたことがあると考え、反省し、次回に活かす。だから改善し、将来的にはいい方向に向かう。

コンサルや銀行員との付き合いでも、その人たちをうまく活用する。助言は求めるが、決断は自分が行い、責任も自分が持つ。だから周りに対しても感謝が多い。こちらとしては、たいした成果が上がらなかったと反省したケースでも、「よくやっていただいた。」と評価をいただく。だから結果的に、色々な人が力を貸そうとする。好循環を生み業績が上がる。

逆に業績の良くない会社は、原因を外部に求める傾向がある。悪い業績は外部や他人のせいにする。従業員が悪い、環境が悪い、銀行が悪い、政府が悪い・・・。本当は分かっているのかもしれないが、認めないので、改善が少ない。愚痴が多いので、人が離れていく。

コンサルや銀行員との付き合いでも、責任をコンサルや銀行員に持ってくる傾向がある。きちんと改善してくれるのですか?責任持ってくれますか?貸したそっちが悪い。結果は他人任せ。これでは力を貸したくても貸し辛い。だから結果的に成果が出づらい。成果がでないから、それはまた他人のせいになる。悪循環になる。

この悪循環を断ち切るためには、考え方を「他責から自責へ」、「外部から内部へ」変える必要がある。自分を客観視し、つらい現実を見つめて立ち上がる。思考パターンを変えるのは難しいが、まずは「こうした考えをしていることを自分で認めること」がスタートだろう。

コンサルとして言わせてもらえば、客観視し、立ち直ろうとするのなら、支援のやりようもある。それがなければ改善は難しい。

同じことをしても、業績の良い経営者は感謝し、業績の良くない経営者は愚痴を言う。心にとめて、自分も気をつけたい。

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