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マーケティングについて考えたいなら、この本は読みやすい

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事務所の本棚が一杯になった。入れるところがないので、積み上げなければならない。

整理がよくないので、収まりきるように、新しい本が並べられるように、読んでしまった本を「ブックオフ」に持っていくことにした。

どれも思い入れがあった本なので、残念な気がしたが、仕方がない。

買取価格は、通常の本なら1冊100円、文庫は1冊50円だ。購入してまだ新しいが、悲しいかな購入価格の1/10~1/20になっている。値段とはこんなもんだ。

本棚を空きスペースを最大限にしようと思い、第2弾で持っていく本を選ぶが、なかなか決められない。そこで再読したものから、買い取りに持っていくことにした。前置きが長くなったが、再読に選んだのがこの本。「100円コーラを1,000円で売る方法①~③」3冊のシリーズものだ。

IT会社の若手社員(女性)を主人公として、物語風になっており、難解なマーケティング用語も少ない。とても読みやすい本だ。

①では、「顧客中心思考への回帰」がテーマになっている。必ずしも顧客の言うとおりにすることが、顧客志向でないことが、登場人物の経験を通じて語られている。

②では、「成功体験からの脱却」をテーマに、競争戦略や、仮説思考、論点思考について書かれている。ランチェスター戦略の「選択と集中」「差別化戦略」についても分かりやすく解説されている。

③では、「イノベーションやリスクへの挑戦」をテーマに、M&Aや組織統合について解説されている。

理論については、コトラーやドラッカー、ランチェスター戦略など、有名な物ばかりだ。しかし、それらをかみ砕き、誰にでも分かりやすく、物語風に読みやすく書く(読者に興味を持たせる)ということはこの作者のすごいところだ。私自身も、自分の事業を経営していくに当たり、参考になる戦略に出会った。

マーケティング戦略や、今後の方向性で迷いが生じたなら、一度手に取ってみると面白いかもしれない。

「マーケティングについて考えたいなら、この本は読みやすい 」
ご覧いただきありがとうございました。

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