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リスケジュール申請時の注意点

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先日、リスケジュール(以下リスケという)についてお話ししました。

金融円滑化法施行に伴い、以前に比べれば申請しやすくなっていますが、注意しておいた方がいい点もあります。そこで今日は、リスケ申請をスムーズにいかせるための注意点について、お話したいと思います。

①自社の今後の改善計画について説明できるようにしておく

いきなり申請するよりは、リスケ後の事業改善計画をしっかり立てておいた方が、スムーズに交渉が進みます。例えば、いつから元金返済が再開できるのか、どのような施策で売り上げ、利益を向上させ、キャッシュフローを確保するのか、などです。また、リスケ申請に当たり、役員報酬や諸経費の削減計画も作成しておくと、尚よいと思います。

②今後の資金繰りについて目途をつけておく

リスケ申請して、承諾をうければ、その後、新規融資は当分難しいかも知れません。そのため、当面の運転資金の確保はしておくことが必要です。方法はいろいろありますが、売掛サイトの短縮とか、仕入れ先との支払いサイト長期化の交渉とか、在庫の圧縮とかです。ただし、信用不安が起こらなように慎重にしなければなりません。

③すべての金融機関に同時に話をもっていく

まずはメインバンクから交渉開始です。「他銀行さんには話をされましたか。」と聞かれます。「御行の交渉後に話に行きます。」と答えましょう。単独銀行だけのリスケ取り組みは、まずありません。全取引銀行が歩調を合わせないと効果が薄いからです。

④営業担当者ではなく、支店長もしくは窓口の融資担当役席に話を持っていく

ここはポイントですが、できれば営業担当者にお願いするのではなく、支店長もしくは融資担当の役席に申し込みましょう。営業担当者は多忙であり、また経験不測の若手のケースもあることから、処理遅延を防止するためです。その際に営業担当者を通して、「依頼事項があるので上司に繋いでほしい。」と言いましょう。担当者を通すことで、担当者の顔をつぶすことがなくなります。

⑤一旦リスケを開始すると元に戻すことは難しい

このことをよく頭に入れておきましょう。私の経験からも、一旦リスケをして元に戻せたケースは少ないです。そのためには、相当の覚悟と今までのやり方を改善することが必要になってきます。リスケ承諾で安心せず、さらに手綱を締めることが必要です。

以上のようなことに気を付け、リスケを申請されるとよいと思います。

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