本日は、中小企業診断士2次筆記試験の結果発表日です。2次試験口述は、ほとんどの方がパスできますので、この2次筆記をクリアすることで、診断士に近づきます。
診断士試験合格者は、1次試験で2割、2次試験は1次パスした受験者2割の中から更に2割という、厳しい試験です。私も2次筆記試験で不合格になった経験がありますが、現実にとても厳しい試験です。ほとんどの方が涙を呑む試験なのです。
今年は、全国で合格者915名、合格率は18.6%でした。前年が合格者約1,200名でしたから、今年は昨年と比較して厳しかったようです。合格された方はおめでとうございます。口述試験まで気を抜くことなく、しっかり準備してください。
残念ながら不合格になった方は、虚脱感が漂っていると思います。私もそうでした。大げさに言えば、世界が終ったような、どん底の気持ちだと思います。今後のライフプランに修正が必要な方もいるでしょう。
ここからは、自分次第です。誰も助けてくれません。再び立ち上がるか、それともあきらめるか。不合格を今後にどう活かして成長していけるかが、この試験に挑戦した価値でもあります。
地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
