新聞を見ていると、政府系金融と地元の信用金庫が「創業支援のための協調融資」を始めたという記事が出ていました。
創業支援に特化した民間金融機関と政府系金融の連携は、四国初ということらしいです。
支援対象は、事業開始後1年以内か新規事業を6か月以内に開始する予定の法人や個人事業主。融資金額は500万円以内で、期間は運転資金が7年以内、設備資金が10年以内。無担保で信用保証協会の保証は不要。両方で協調融資を申し込むと、信用金庫所定の金利から0.5%差し引くそうです。
該当事業者にとっては、魅力的な条件です。
最近、政府系金融の創業支援についての積極姿勢には、驚くことがあります。また、民間金融機関が創業者に対して、無担保資金を提供するということは稀なので、この地元信用金庫は、アピール力の高い、効果的な差別化戦略を打ち出したものだと思います。