起業する際、どういう形であれ、起業に関する「事業計画書」を作る方が増えています。
それ自体は素晴らしいことですし、必要な事です。
しかし私自身の場合を含めて、起業時に立てた事業計画が、1年後2年後にその通りに進んでいるかというと、ほとんどが進んでいません。それどころか大外れのケースが多いのが実情です。
それぐらい起業時の事業計画は「あてにならない、不安定なもの」と言えます。
ではそんな不安定な物なら、作らなくてもよいのでは??こう考えたくなります。
しかしそれは違うと思います。なぜなら、起業当初に事業計画を立てていないと、反省→改善ができないからです。なぜ想定した目標数字が達成できなかったのか、逆になぜクリアできたのか。
この、計画→実行→検証→改善(PDCAサイクルといいます)がないと、事業はうまくいかないと思います。
起業すると、事業計画通りに物事が進まないと、「あれっ」と感じます。しかしこれは、成功者でも誰もが経験してきた道なのです。