お問合せ

銀行との上手な付き合い方④~決算書はどこまで渡せばよいか~

~銀行に渡す決算書~

企業にとって大切な1年の通信簿ともいうべき、決算書。銀行にとっても、融資先の現状把握や、今後の融資方針の決定において、大変重要な役割を果たします。

決算書といっても、貸借対照表、損益計算書、販売管理費、製造原価報告書、株主利益計算書、別表、付属明細表、と結構な分量になります。それではどこまで銀行に提出すればよいのでしょうか。

~一部を隠して銀行員に決算書を渡す行為~

銀行との取引関係を深めたいのなら、上記すべて提出することをお勧めします。変に一部を抜いて提出したり、出し渋ったりすると、「決算書を提出できない、何か特別な事情があるのだろうか?」と警戒されます。

昔銀行員だったころ、何かと理由をつけて、決算書の付属明細表を見せたがらない経営者がいました。その経営者は決算書を粉飾しており、数年後に倒産しました。やはり提出できない事情があったんだな、と思いました。

~銀行員が関連会社の決算書を求めてくるわけ~

また銀行は、親会社や子会社など、関連会社の決算書提出も求めてきます。中小企業の場合、関係会社間で資金のやりとりがあることが多いからです。銀行は、関係者間の資金のやり取りや、連結ベースで見ると財務内容はどうなのか、確認しておきたいのです。これも拒まず提出することをお勧めします。「別会社は関係ないでしょ!」は、銀行には通用しないと考えてよいでしょう。

《この記事のまとめ》
・決算書には、様々な種類の帳票があるが、銀行と信頼関係を深めたいなら、隠し立てせず、すべて渡してはどうか
・銀行は、関連会社を含め、グループ全体で企業内容を把握したいため、関連会社の決算書提出を求めてくる

【ブログ記事書いているのはこんな人】プロフィール
【関連記事】
自社の決算書から長期借入金の返済能力を判定する簡易な方法
銀行は決算書のどこを見ているか~付属明細について~
銀行から見て首を捻りたくなる決算書~赤字なのに役員報酬、接待交際費が多額~

お問い合わせは、こちらからどうぞ。

「銀行との上手な付き合い方④~決算書はどこまで渡せばよいか~ 」
ご覧いただきありがとうございました。

 
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ にほんブログ村←ランキング参加中。参考になったら、ぽちっとお願いします。
関連タグ:タグ: , , ,

「コンサルのちょっといい話」 関連の記事一覧

 
ページトップ