人間学の月刊誌「致知」という雑誌があります。人間はいかにして生きるのか、というテーマに特化した「固い」本です。
その月刊誌に、毎刊編集長の藤尾氏が、リード文を掲載しています。それをまとめて「小さな人生論」として、発刊し、5冊目になっています。私はこの「小さな人生論」という本がが好きで、発売になれば購入し、読んでいます。
この度5冊目が発売され、読んでいると、とても気になる言葉がありました。その言葉は、「精進の中に楽あり」。本文から引用します。
「精進の中に楽あり」
人生の楽しみは、ひたすらな努力、精進する中にこそ潜んでいるということである。それはレジャー、娯楽から得る安逸な楽しみよりもはるかに大きく深い、人間の根源から沸き起こる楽しみである。その楽しみを知っているのが、名人達人である。―ここまで本文引用―
時間を忘れて、がむしゃらに仕事に打ち込み、しんどいと思う気持ちを乗り越えたとき、次のステージとしてこうした領域に達するのでしょうか。こうなると自然に業績も上がっていくのでしょう。
「精進の中に楽あり」。この言葉を噛みしめて、日々を過ごしていきたいものです。