プロコン(プロのコンサルタント)を目指して、独立しようか、それともしないか悩んでいる方は多いと思います。私にもその経験があります。
悩んでいる方で、このブログを読んでいただいている方もいらっしゃるかと思います。私も起業して3年目ではありますが、少し先を走っているものとして、起業から今までを振り返ってお話してみたいと思います。
起業してよく聞かれるのは、「銀行にお勤めだったので、お客さんが付いていたから独立したんでしょ。」という質問です。いえいえとんでもございません。顧客は銀行員の和田さんとお付き合いしていたわけで、和田健一個人に付いていたわけではありません。この点は幸いにも勘違いせずスタートを切ることができました。
独立を決意し、退職した時点でクライアントゼロ、決定している仕事もゼロでした。最初の2か月は、専ら退職と起業の挨拶状と診断士の実習に勤しんでいました。それでも夢が大きく膨らんで、不安より期待が勝っていたように感じます。周りから「どうやって売り上げを上げていくの?」と聞かれて当然ながら明確な答えを言えずにいました。
今振り返れば、コンサルタントという業種の起業は、こういうものかなぁと思います。だから皆さんの中でも、すべて準備万端でプロコンとして独立します、という方はほとんどいないと思います。独立したいのなら、どこで踏ん切りをつけるかだと思います。決断したなら誰のせいでもない、すべて自己責任です。