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創業後の営業活動について

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創業後の営業活動をどのように行っていくべきか、創業者には重要なポイントになってくると思います。

今日は創業後の私の営業活動についてお話してみたいと思います。

1月末に退職し、まず行ったのは、今までの銀行員時代にお世話になった方々への挨拶状の作成でした。内容については、17年間勤務した銀行を円満退社でやめること、勤務時代にお世話になったことに対する感謝の気持ちと御礼、今後は経営コンサルタントとして独立開業する予定であること、等でした。正確な数字は覚えていませんが、300名ほどに送ったのではないでしょうか。1人1人の顔を思い浮かべながら、余白に手書きでコメントを書いていきました。

送付したのち、ほとんど事前にお知らせしていなかったため、何人かの方から電話をいただきました。

次に2月から3月末の約2か月をかけて、お世話になった方々に挨拶訪問をしました。3月の上旬には事務所を探していました。色々考えたのですが、今の事務所に決めました。

事務所が決まれば、次は事務所開設の挨拶状です。関係各所に送付しました。今回も余白に一言、手書きで記入していきました。自身の経験からも余白に一言、これがあるのとないのとでは、もらった方も違うような気がしていたからです。

4月1日に事務所を開業して、まず地元の商店街(当事務所は松山市の南銀天街商店街の中にあります)の近隣店舗に挨拶に行きました。地域とうまくやっていくことは必要だと考えたからです。

それからは、開業当初でペースも分からなかったため、営業はほとんどしていませんでした。しかし、ありがたいことに挨拶した方々から色々なお話をいただきました。そのいただいたお話を懸命にこなしていくうちに、あっという間に5か月が経過しました。

5か月が経過し、事務所も落ち着いてきた中で、開業から挨拶に行った先々で「仕事の内容はどんな内容なの?」とか「料金はいくらなの?」という質問を受けてきました。その都度説明はしてきましたが、この仕事は分かりにくいんだなぁ、明確化しないといけないなぁと考えるようになりました。

そこで、8月下旬にHPを作成することに決めました。ドーガプロモーションの山崎さんにお願いし、制作に着手しました。ゆっくり作っていると時間がかかると聞いていたので、一気に作ってしまおうと考えていました。山崎さんの献身的な協力もあり、10日ほどで完成しました。

HPが出来上がるとお世話になっているクライアント、協力メンバー、関係各所にメールでHP開設の連絡をしました。当事務所の経営方針や支援メニュー、料金体系について周知いただきたかったからです。

こうして創業からの営業活動を振り返ってきましたが、銀行時代とは自分の営業スタイルが180度変わっているなと感じました。銀行時代は営業畑であったため、新規飛び込み、アポなし訪問、電話セールスなんでもやりました。訪問件数も多いときは1日30件から40件、今考えると銀行ブランドがあったから顧客も話を聞いてくれたのだと思います。

立場変わって個人事業主の経営コンサルである私は、いかに顧客側から声をかけていただけるかが勝負だと思っています。それには、1つ1ついただいた仕事を確実にこなし、信用を高めていくことが、遠回りのようで実は一番の近道ではないかと考えています。

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