コンサルタントという仕事柄、補助金申請企画書の作成をお手伝いすることがあります。
補助金には、経済産業省、農林水産省、文部科学省、内閣府、県や市、各種財団など申請窓口が色々あり、種類も色々あります。
補助金の原資は、民間の財団(日本財団やトヨタ財団など)以外は、ほとんどが税金です。そのため採択されるための企画書もそれなりのコツがあります。私が自分で補助金に申請したり、また事業者の補助金申請をお手伝いした経験から、自分なりに考えるコツについてお話してみたいと思います。
第1回目の今日は、「事業名」と「データ収集」についてです。
まず事業名ですが、事業名は第3者が見てパッと見て補助金申請により何をしたいのか、わかるものが望ましいと思います。時々事業名を抽象的に記入される方がいます。事業名はとても大切ですので、時間をかけてじっくり考え、具体的に記入しましょう。
次にデータ収集についてです。データ収集を行い、数字で説明することは、とても大切です。参照データであれば、ネット検索で公的データなどが収集できます。しかし、肝となるアンケート調査や競合調査などのデータは自分で収集しましょう。顧客の感想や競合店の客の入りなど自分でデータを収集し、企画書に落とし込むとより信憑性が増します。データを収集し、数字で説明しましょう。
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