安倍政権が緊急経済対策をまとめています。ほぼ全容が見えてきました。一部ではバラマキとも言われています。
今日からシリーズで、この緊急経済対策の中小企業支援に関わる部分の説明と、それらに私がコンサルとしてどのようにかかわっていこうとしているか、についてお話していきたいと思います。第1回の今日は、ものづくり補助金です。
正式名「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」。町工場が行う試作開発や設備投資に伴う費用の一部を補助する制度です。3年ほど前にも、全国の中小企業団体中央会が窓口になり、似たような制度がありました。その時は業種の縛りがきつく、国が認定する業種の純粋なものづくり製造業に限定されていました。今回はそのあたりのハードルが下がるのでしょうか？食品関係やITなども広く言えばものづくり企業です。
この制度は、国が認定する経営支援機関（金融機関や商工会議所など）と連携した総合的な支援策とするのが特徴です。ものづくり企業は積極的に応募していくのではないでしょうか。今後の正式募集を確認したいと思います。
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地方銀行に17年勤務しながら、2011年に中小企業診断士の資格を取得。資格取得後、独立開業。2015年に経済産業省から経営革新等支援機関に認定されている。
独立後13年に亘り、「金融のことも経営のことも両方わかる経営コンサルタント」として、
中小企業支援に携わる。経営力強化、赤字立て直し、財務体質改善、資金調達支援など、100社以上の支援実績がある。
金融知識、財務知識を活かし、中小企業の経営課題解決に特化した経営コンサルタントとして活動している（2024年時点）。
和田経営相談事務所代表 和田 健一
