お問合せ

うどん店で感じたこと

Tag:

先日、地元愛媛本社のうどんチェーン店で昼食を取りました。

最近この地元チェーンは、「丸亀製麺」や「はなまるうどん」などの県外大手チェーンにおされ気味で、顧客も減ってきている感じがしていました。私は立地上のこともあり、この店を時々利用します。この前行った際には、「お客様の声をお聞かせください。」というアンケートが座席に据え付けられていました。悲壮感漂うそのアンケートを見て、「あぁ商売がしんどいんだなぁ。」という感想でした。

しばらくたって、久しぶりに来店しました。並んでメニュー見ていると、以前と明らかに違うのです。おにぎりはラップで巻かれているし、ちらしずし、丼ぶりもの、各種てんぷらなどサイドメニューも充実していました。そして今まで110円だったものが、90円になるなど価格も下がっていました。明らかに競合を調査し、品揃え、価格戦略に活かしている様子でした。

また、店員が若返っていました。今までは、高齢のおばちゃん(おばあちゃんに近い 失礼!)がうどんを湯搔き、店の雰囲気もどんよりしていましたが、30代ぐらいの女性が勢いよく、うどんを湯搔いてくれました。そしてレジでは、次回のうどん1玉・かき揚げサービス券が配られていました。

ターゲットは完全に働く男性陣。99%が男性客でした。コンセプトは、「ワンコインでお腹一杯。」だと思います。実際私もワンコインでお腹一杯になりました。

顧客は正直です。今まで昼の時間でもまばらだったのが嘘のように、その日は行列をなしていました。業績改善に本気になったのが、店の雰囲気からばんばん伝わってきました。「やればできるじゃないの・・・。」この勢いが本物か、引き続きウォッチしていきたいと思います。

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村←ランキング参加中。この記事が参考になったら、ぽちっとお願いします。

「うどん店で感じたこと 」
ご覧いただきありがとうございました。

関連タグ:

「その他の記事」 関連の記事一覧

お問合せ
セミナーの依頼
 
注目の記事カテゴリ

経営者の方へ

銀行員の方へ

中小企業診断士の方へ

ページトップ