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診断士2次試験とコンサル実務の関係について

2次試験に向けてラストスパート

平成31年度(令和1年度)中小企業診断士2次筆記試験まで、いよいよ2か月を切りました。

今年受験される皆さんは、合格に向けて努力されていることと思います。

対策をばっちりしてくれる受験校や、「ふぞろい」などの過去問分析書など、今の時点は特に頼りになりますよね。

私は実験してから9年が経過しているので、最新の受験事情はよく分かりませんが、コンサル実務を日々行っている立場から、2次試験について少し考えてみたいと思います。

コンサル実務から2次試験を分析する

2次試験の目的は、まずは合格して資格を取得することですが、本来の目的は、コンサルタント業務の実力をつけることです。

であれば、

問題文=クライアントからのヒアリング内容
設問=クライアントの悩みや課題
答案=クライアントへの提言書

と考えることができます。抽象的な話をしますが、

2次試験は、コンサルタント業の基本を問うものですから、

クライアントからヒアリングした内容を素直に理解し(難しくひねって考えるのではなく)、
クライアントの悩みや課題を正確にとらえ、
その課題に対して、適切な打ち手を提案すること、

が大切だと思います。

採点者をクライアントに見立てて答案を作る

答案=提言書を提出するにあたっては、できるだけ丁寧な字で(時間制限があり難しい部分もありますが)読みやすく、素直な回答を心がけることが必要です。

採点者をクライアントに見立てて考えると、何が必要か、見えてくる部分もあると思います。

私も2次試験を一度失敗しましたが、問題との相性や時の運もあります。結果は実力通りとはならないこともあり、それが2次試験の難しいところです。

ただし、2次試験に合格すると、見える景色は変わります。周りの反応も変わります。

一人でも多くの方が合格され、一緒に切磋琢磨できる中小企業診断士の仲間が増えるように、願っています。

泣いても笑っても、あと2か月。ここからは体調管理にはくれぐれも注意して、悔いのない形で試験に臨んでください。

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