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銀行借入返済額は、決算書のどこに記載されているか?その確認方法。

=== 銀行借入を年間いくら返済しているのか、気になる ===

自社の銀行借入返済金、毎年どれぐらい返済しているのか、気になることがあります。

どれどれ決算書を確認してみるか、

決算書を眺めてみても、まず分かりません。ではどのように理解すれば良いのでしょうか?

説明していきます。

銀行借入金の返済額を確認したい経営者の行動は、だいたい以下のような感じです。

=== 銀行借入金は、税務上の経費にならない ===

まず、損益計算書を見てみます。

売上、製造原価経費、販売管理経費、営業利益、支払利息、経常利益、、、。

借入金の返済が出ていません。

製造原価報告書か、販売管理費の中に記載しているかも。。。中身を目を凝らして見てみます。

それでも記載が無いようです。

なぜ経営者が、損益計算書を確認するかというと、「銀行借入返済金」を「経費」と勘違いしているからです。

銀行借入返済金は、税務上、経費ではありません。しかし、現金としては出ていくので、経費のような気がするだけです。

経費ではないので、収益と経費が記載されている損益計算書には、記載されていません。(一方、利息は経費なので、記載されています)。

=== 貸借対照表から返済額を知る方法 ===

次に貸借対照表を見ます。

ここには、固定負債の部門に、「長期借入金」という項目があります。

でもこれは、決算時点での残高です。やはり借入金返済金額は分かりません。では、どうすれば分かるのでしょう?

確認している決算書のもう1年前の決算書を用意します。そして2期分の決算書の貸借対照表「長期借入金」の残高を比較します。

例えば、1年前は2,000万円、最近の決算で1,400万円であれば、1年間で600万円返済した、ということです。

毎月に直すと、600万円÷12か月=50万円。50万円が毎月の返済額と考えることができます。

=== 貸借対照表から確認する方法の弱点 ===

ただし、この方法には弱点があります。

決算の途中で、追加借り入れをした場合、毎月の返済額が分からなくなることです。

例えば、上記のケースでは、半年前に500万円借りていたとします。すると、1年間で返済した金額は、先ほど理解した600万円ではなく、1,100万円になります(2,000万円+500万円-1,400万円=1,100万円)。こうなると、期の途中から返済が始まった部分があるため、分かりづらくなります。

実はもう一つ方法があります。この方法は、決算書を使いません。

=== 返済額を確認する、一番確実な方法 ===

銀行から送られてくる借入金返済表を確認することです。借入金返済表には、毎月の返済額が記載されています。

元金返済と利息支払い、それぞれの内訳、その合計額が記載されているはずです。

元金返済の部分が、決算書に記載されていない、「銀行借入返済額」なのです。

もし長期借入金が5口あれば、5口分を合算したものが、貴社の銀行借入金返済額の実態なのです。

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