現物の手形に代わる電子債権の取引システム「でんさいネット」のサービスが始まりました。全国491の金融機関が参加し、電子債権の情報を一元的に管理します。
例えば、メーカーA社が下請けB社に代金を支払う場合、インターネットやファックスで支払期日や金額を登録しておけば、B社の口座に自動送金される仕組みです。現物の手形に比べて、紛失や二重譲渡のリスクが少なく、印紙税もかかりません。電子データで管理するため、債権を分割して一部を譲渡したり、現金化したりすることが可能で、企業の新たな資金調達手段になる可能があります。
伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫のHPを確認すると、でんさいネットを開始しているようでした。
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